移住 59回目のサーフィン @鵠沼 スケパー前 

屋上から臨む鵠沼海岸 鵠沼 引地川河口

2014/1/19
スケパー前
晴れ
すね
セミドライ、ブーツ

「やばい! 湖じゃん」

引地川を渡る橋の上からほんの少しだけ見えた海を見てそう思いました。 でも今日は、いくら波がなかろうが、ここ鵠沼に用事があるのです。 

サーフビレッジの駐車場に車をすべりこませて、海に入る準備をします。 今日は波がないのがわかっていたので、ファンボしかもってきていません。

寒い 寒い

朝の寒さが体にしみます。 

サーフビレッジの横をぬけて海へ。 うわぁ どうすんのこれ? 超インサイドでつながった波が割れています。 割れているポイントも限られています。 全体的な人数は少ないのですが、人口密度はかなり高め。 しかたなく銅像前の集団に参加します。

波はすねです。 これはもうどうにもなりません。 しかもこの波を争う相手のほとんどがロンボです。 

テイクオフできないか、できてもなにもできない状態に嫌気がさして、どこかほかにいい場所がないかあたりを見渡します。 どうやらスケパー前の方が、波に乗っている人が多いような・・・ あっちへ行ってみましょう。

このままパドルでいきたいところですが、以前からの肩の痛みが、いまだに直っておらず、長い距離のパドルができません。 年をとると、痛めた部位の回復に、異常に時間を要します。 若いっていいな・・・ たぶんこの痛みは、すでに慢性化して、くせのようになっていると思われます。 直るのは暖かくなってからでしょう(T_T)

歩いて引地川まできて、川を渡るために海に入ります。 何気に河口はキレています。 にやにやしながら河口に入ってきたのですが、ここで笑いが消えます。 川の水が冷たすぎです。

グローブをしてこなかったことを後悔しながら、水の中に手を入れて、北風を避けていたのですが、ここでは水が冷たくて、入れても地獄、出しても地獄です。

2回ほどセットをつかんで、この地をあきらめます。 スケパー前へパドルします。 10回こいでは休み・・・ 10回こいでは休み・・・

到着したスケパー前には10人ほどが、小さい波をわけあっていました。 

ここでも、特筆すべきことはなにもありませんでした。 ただひたすらに小さいうねりが寄せてくるだけです。 なんとかこの小波でアップスンらしきことができないか努力してみましたが、せめてひざぐらいないことには、無理のようです。

約束の時間が近づいたので、海を上がることにしました。 17日ぶりの海は、なんにもなかったけど、まあ入れたからいいや。

ちゃっちゃか着替えて歩いて駐車場を離れます。 湘南に移住するための、アパートの下見にいくのです。

いつかは海の近くに住みたいと、サーフィンをやる前から思っていたのですが、それが少し早く実現することになりました。 いちばんの懸念事項である通勤ですが、片瀬江ノ島から会社の近くの駅までが1時間しかないことがわかりました。 

そして、今年の4月にせまった、現在住んでいるアパートの更新も移住を決断する大きな要因でした。 

この日は2件のアパートを見せていただきました。 1軒目は海まで600mほどの、静かな住宅街の中にありました。 小さな庭みたいなスペースがあるのと、値段の割りに広めのダイニングが魅力の物件です。

2軒目は、海まで300mです。 海までと言っても、海水に触れるまで300mです。 海感を得られるまでは200mです。 屋上から波チェックできます。 いや、それは言いすぎでした。 しかし、海は見えます。

屋上から海を見ていて決めました。

「ここに住もう」

屋上から臨む鵠沼海岸

※この記事は2014年1月にJUGEMブログで公開した記事です。

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