引地川河口
晴れ
もも~腰 セット腹
セミドライ ブーツ
まだ夜明け前の薄暗い海。 すでに何人かのサーファーが、波の割れるところに集まり沖を見つめている。 ぼくはひとかきひとかき、ゆっくりと彼らに近づき、やがてひとつになった。
今年の元日に初日の出サーフィンをしようと思っていたのに、前日の大晦日の夜に発生したノロとおぼしき症状のおかげでサーフィンどころでは、なくなってしまいました。
そのころは、初日の出サーフィンって寒いんだろうなぁ と思っていましたが、まああと1週間ほどでお正月。 寒いと言えば寒いけど、セミドライを身にまとえば、なんともないですね。 しかも今日からブーツもはいちゃいます。
ブーツといえば、去年初めてブーツをはいたときは、テイクオフできなくて、あせったものでした。 今日はどんなもんでしょう。
薄暗い中にいたのは、ここにくるとたいていいるロングボーダーさんたちでした。 波は割れにくく、ショートボードだとセットしか乗れそうもありません。
セットがやってきました。 ロングボーダーさんたちが、波が寄せてくるたびに減っていきます。
「よし これ俺の波!」
今日一発目の波にトライします。 あっさりテイクオフして斜め左前へ。 よしよし、ブーツの影響まったくなしだ。
しばらくこの場所で波とたわむれたのですが、わかったことがひとつあります。 今日はBill Johnsonのショートボードです。 以前からテイクオフが早いのはわかっていたのですが、ほとんどロンボとおなじぐらいの位置で待てます。
とはいえ、セットしか乗れないことには変わりはなく、そのセットもロンボさんたちとの取り合いはきびしいものです。 ロンボさんと同じ波をパドル。
「お願い! グーフィーに行っちゃって(願)」
遠慮してくれたのか、ロンボさんは左に滑って行きます。 ありがと~ レギュラーいただきました。
しかし、左右にはさまれてしまっては、どうしようもありません。 ここは引くしかない~
こんな状況では、なかなか乗れません。 なのに今日は仕事があり、海に入っていられるのは8時まで。 すでに残り1時間ありません。 銅像前の方を見ると、ここより波が割れているように見えます。 あちらに移動しましょう。
たどり着いた銅像前は、割れる波が多いのですが、遠くで見ていた以上に人がいて、ピークに集中しています。 とりあえずピークの集団のはじっこにポジションします。
ピークでの波の取り合いは、とても参加できるものではありません。 しかしそれだけではありません。 そこから乗ったうまい人が、ぎゅいんぎゅいん横に走ってきます。 さらに時折、じゃまをしてる人に声をあげたり、前のりしてる人に中指たてたりしています。
う~ん 怖いぜ(笑)
そんな人たちのじゃまにならないように、残りの時間をはじっこでこそ~っと遊んできました。
※この記事は2013年12月にJUGEMブログで公開した記事です。
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