メローな引地川と殺伐とした銅像前 56回目のサーフィン @鵠沼

朝日が昇る直前の鵠沼海岸の銅像 鵠沼 マック前

引地川河口
晴れ
もも~腰 セット腹
セミドライ ブーツ

まだ夜明け前の薄暗い海。 すでに何人かのサーファーが、波の割れるところに集まり沖を見つめている。 ぼくはひとかきひとかき、ゆっくりと彼らに近づき、やがてひとつになった。

朝日が昇る直前の鵠沼海岸の銅像

今年の元日に初日の出サーフィンをしようと思っていたのに、前日の大晦日の夜に発生したノロとおぼしき症状のおかげでサーフィンどころでは、なくなってしまいました。

そのころは、初日の出サーフィンって寒いんだろうなぁ と思っていましたが、まああと1週間ほどでお正月。 寒いと言えば寒いけど、セミドライを身にまとえば、なんともないですね。 しかも今日からブーツもはいちゃいます。

日の出の鵠沼海岸

ブーツといえば、去年初めてブーツをはいたときは、テイクオフできなくて、あせったものでした。 今日はどんなもんでしょう。

薄暗い中にいたのは、ここにくるとたいていいるロングボーダーさんたちでした。 波は割れにくく、ショートボードだとセットしか乗れそうもありません。 

セットがやってきました。 ロングボーダーさんたちが、波が寄せてくるたびに減っていきます。 

「よし これ俺の波!」

今日一発目の波にトライします。 あっさりテイクオフして斜め左前へ。 よしよし、ブーツの影響まったくなしだ。

しばらくこの場所で波とたわむれたのですが、わかったことがひとつあります。 今日はBill Johnsonのショートボードです。 以前からテイクオフが早いのはわかっていたのですが、ほとんどロンボとおなじぐらいの位置で待てます。 

とはいえ、セットしか乗れないことには変わりはなく、そのセットもロンボさんたちとの取り合いはきびしいものです。 ロンボさんと同じ波をパドル。

「お願い! グーフィーに行っちゃって(願)」

遠慮してくれたのか、ロンボさんは左に滑って行きます。 ありがと~ レギュラーいただきました。

しかし、左右にはさまれてしまっては、どうしようもありません。 ここは引くしかない~

こんな状況では、なかなか乗れません。 なのに今日は仕事があり、海に入っていられるのは8時まで。 すでに残り1時間ありません。 銅像前の方を見ると、ここより波が割れているように見えます。 あちらに移動しましょう。

早朝の富士山

たどり着いた銅像前は、割れる波が多いのですが、遠くで見ていた以上に人がいて、ピークに集中しています。 とりあえずピークの集団のはじっこにポジションします。

ピークでの波の取り合いは、とても参加できるものではありません。 しかしそれだけではありません。 そこから乗ったうまい人が、ぎゅいんぎゅいん横に走ってきます。 さらに時折、じゃまをしてる人に声をあげたり、前のりしてる人に中指たてたりしています。

う~ん 怖いぜ(笑)

そんな人たちのじゃまにならないように、残りの時間をはじっこでこそ~っと遊んできました。

※この記事は2013年12月にJUGEMブログで公開した記事です。

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