2014/3/23
鵠沼 海風のテラス前
晴れ
ひざ
セミドライ、ブーツ、グローブ
ううう どうすっかな・・・?
日曜の朝5時半です。 ボードをなににするか波のチェックにきたのですが、ボードをどうするかと言うよりも、今日海に入るか悩んでしまっています。
波はあってひざ。 いや、ひざもない? 一昨日気持ちよく入っただけに、「今日はいっか」って気持ちになってきます。
散歩だな。 今日は散歩だ。
そう自分に言い聞かせて、えのすいの方へ向かいます。 と、思い直して反対の銅像の方へ。
銅像前は小波ながらも、すでに多くのサーファーが入っています。 その多くがロングボーダーなのですが、そのなかにショートの人がひとり、波の切れ目からアップスンでぐいぐい進んでいるのが見えました。
「おおぉ 負けちゃいらんねぇ」
その姿を見て、海にはいる決断を下しました。
着替えてファンボをもち、テラス前に入ります。 この時点で負けています。 すでにお一方入っていて、レギュラー狙いのようなので、ぼくはグーフィー側にポジションします。 といきなり波が。 今日一発目をさくっと立ち上がったところで、左にぐらっ。 海に落ちながら、この波の大きさで、髪の毛を濡らしてなるものかと踏ん張ります。
波は、浜で見ていたよりサイズも数もあります。 しかもきれいに割れていくので、小さいながらもあと少しで「アップスンに持ち込めるかも」ぐらいまでいけます。 徹底的にグーフィーの練習だ!
しかし、案外来るじゃんと思ったのは入って30分ほどだけでした。 波は徐々に、数もパワーも落としていきます。 逆に人間の数は増えてきました。 しかもそのほとんどがロンボです。
すでにセットしか乗れない感じになってきたところに、そのセットは増えてきたロンボさんたちが颯爽と乗っていきます。 「ああ 俺もロンボ欲しいなぁ」と思う反面、パドルでこのハンデを乗り越えてやるぜと、フルパドルを敢行します。
でも無理です。 なにもしないでいきなり立てる人たちに、かなうはずありません。
気づくと、朝からずっと近くでやっていた7フィートぐらいのお兄ちゃん二人もいなくなっていました。 あきらめたのでしょうか? でももう2時間を越えています。 満足したのかもしれません。
こうして富士山と江の島を眺めながら、ぷかぷかやってるだけでもけっこう気持ちよいのですが、波に乗れたらもっと気持ちよいのでしょうね。
「やっぱロンボ買おっかなぁ」
こんなに波がないというのに、結局3時間も海に入っていました。 家に戻って片付けをしながら、まだ悩んでいます。 移住してきたら、ロンボも買おうかなとずっと考えてきました。 せっかくだからこの辺のサーフショップでと考え、ブラブラ見てまわったのですが、どこもけっこう高い。 中古でも手に届きそうにありません。 なにも考えずオーダーできる財力が欲しい!
そんな中、実は気になる1枚が藤沢のムラスポにあったのです。 Walden の8フィートです。 ミニロングとかいうサイズだそうです。 7フィート10インチぐらいのミッドレングスがほしいなぁ と思っていたので、まあちょうどと言えばちょうど。
なぜ、このWaldenのミニロングがいいのか? ひとつはその価格です。 現品限りの特別セールで、なんと59000円! 安い! そしてもうひとつは、ボードに描かれているゆるい人魚です。 物憂げな顔をしていて、長いしっぽがテールまで伸びています。 かわいいなぁ ほしいなぁ
よし買おう!
でもどうやって藤沢駅から持って帰ってくる? 小田急の貼り紙に、「車内に持ち込めるサーフボードはおおむね200センチまでです」って書いてあるもんなぁ・・・
悩みはつきないのでした。
※この記事は2014年3月にJUGEMブログで公開した記事です。
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