さようならワックス グリッパチを貼る

ショートラウンドとグリッパチ サーフィン用品

9月なのにまだ上裸でサーフィンができる2025年。リアルタイムな記事は久しぶりです。といっても、すでに10月ですが。

ボードはプレセボショートラウンド。波はヒザ。ボードに横からもたれかかるようにして、のんびり波を待っているときでした。目の前の海面に、直径1センチほどの、薄っぺらい白いものがゆらゆらしています。

手に取ってみると、それはボードワックスでした。自分のボードを確認すると、あれれ、ずいぶんはがれています。ベースワックスの密着力が寿命を迎えたのでしょう。

その日はその後もサーフィンを続けたのですが、わかったことがひとつ。ワックスが塗られていなければならない面積は、思っている以上に狭くていいということ。

海からあがってボードを見た時に、残っていたワックスは、自分が塗ろうとしているものより、ずいぶんこぢんまりしていました。特にパドル時に腹に当たる辺りのワックスが、密度も面積も寂しくなっていましたが、滑るという印象はありませんでした。

そんなもんかぁ

と認識を改めたのとは別に、もうひとつ想いが。ワックスは海を汚すから、フロントデッキパッドにしてみたい。

以前から、そんなことは思っていたのですが、なかなかいい感じなものがなく諦めていました。しかし、ひとつだけ、SNSの広告かなにかで見たやつが良さそうなのがありました。

検索してみると、見つかりました。グリッパチという商品です。六角形の集合体でハチの巣のようなシート。パチはハチということですね。厚みが1ミリというところが、ワックスからの転向に違和感が小さいのではないかというところ。ボードが白なので、目立たないようグレーを選んで購入です。

施工前のショートラウンド

グリッパチ施工前

グリッパチを仮置きしてみます。

グリッパチ貼りこみイメージ

ワックスを落として、ワックスリムーバーっ気をパークリで落として、中心をチャコペンシルでけがいて、グリッパチを貼っていきます。

グリッパチの貼りこみ 裏紙を少しはがして、正しい位置に貼り、裏紙をはがす=タミヤ貼り

購入した1セットには、8枚のシートが入っていました。これをそのまま4枚、前足のあたりに貼って、手をつくところに1枚の1/3を左右に。その残りをパドリングの際、腹が当たるところに貼りました。

セットには、グリッパチを作る際に抜いた小パッチがついてきます。

グリッパチについてくる小パッチ

こいつを手をつくところの外側に追加。ドルフィン用のバーテープもついていましたが、必要を感じないので今回は使わずに。都合6枚と小パッチが少々という構成です。2枚余りましたね。

ドルフィンスルーするときに持つあたりに貼る、グリッパチレールテープ

ローラーで押して完成です。

グリッパチをローラーで密着させる

翌日

グリッパチのシェイクダウンです。まずパドル。なんの違和感も無し! 続いて波待ち。なんかお尻が温かくて好感触。じもっちーのぼくには間違いなくよし! 刺し乗りでも、腹の下から逃げることなくオッケー。

一番の課題のライディングですが、まったく問題なしです。あとは耐久性ですね。これはすぐにはわからないので、このページで随時報告していきたいと思います。

2025/10/13 2週間ほど使いましたが、今のところ絶好調です。

ショートラウンドとグリッパチ

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