2014/3/21
鵠沼 江の島水族館前
晴れ
腰~腹
セミドライ、ブーツ、グローブ
おかしかった胸の具合ですが、その後勤務中に猛烈な寒気を覚えて早退、医者にいくとなんとインフルエンザB型の判定をいただきました。 ここ十何年、自らの体調不良で欠勤することがなかったぼくですが、医者が「5日間は行っちゃダメ」だというのですから、仕方ありません。
イナビルを吸って、翌日には熱も下がったのですが、自宅待機していなければなりません。 毎日テレビを見たり、本を読んだり、海を見に行ったり。 引越し後は忙しくて外食三昧だったのですが、これを機に引っ越し荷物を一気に片付けて、台所も機能させてやれと、案外良かった点もあったりして。
長かった謹慎生活が終わった春分の日。
波 けっこういい感じです(^o^)
海風のテラス前にBill Johnsonをかかえて、どこから入るか海を眺めます。 小走りでも息がすぐきれる感じなので、ゲットはなるべく楽をしたいところです。 ピークの左、ブレイクの弱いところめがけて海に入ります。
なるべく歩いて沖へ。 セットが通りすぎたところでボードに乗ります。 のんびりのんびりパドリング。 3回ドルフィンを強いられて、なんとかゲット。 きっつぅ
2~3個、波を見送ったあとにトライ。 あっさりテイクオフするも滑り降りたのみ。 ラインナップへ戻ります。
波をつかまえたり、つかまえられなかったりを繰り返している時に、大きめの波から逃げ損ねて、一気にインサイドまで持ってかれてしまいました。 このまままっすぐ沖へ戻る元気はありません。 まだ入って30分もたっていませんが仕切り直しです。 浜辺に座って息を整えましょう。
数分後、ブレイクの弱いところから再トライ。 やっぱり3回のドルフィンでゲット。 おっしゃあ、とすぐに乗った波で、なんだか戻りづらいところまで。 やべぇ、と沖を見ると、でっかい波が目前でブレイク。
撤収!
スープに乗って一気に浜に戻ります。
うん。 根本的に、今日のサイズは病み上がりにはきつい。 もう少し楽々ゲットのところへ行こう! 一路東を目指します。
歩いて3分、えのすい前に到着しました。 ロンボ率の高さが気になりますが、おじゃまさせてもらいましょう。 のしのし海に入ります。
ドルフィンをくりだすことなく、所定の位置といったところに到着。 ショートっぽい人も数名いました。 ここで、ロンボさんとの位置関係をさぐりながら練習です。
病み上がりには、ちょうどいい大きさの波です。 戻るのも楽です。 レギュラー、グーフィーとまんべんなくテイクオフ。 苦手なグーフィーは、波を横に(斜めに?)進むのが精いっぱい。 レギュラーは一回だけ、いい動きができて、ボードを波の上に戻せました。
そのとき意識したのは、「ゆっくり降りよう」でした。 速く降りすぎて、戻れなくなることなく、体勢も整っていて、まわりもよく見れていた感じでした。
いい感じに乗れたことと、病み上がりで無理はやめた方がよかろうと思い、これで上がることにしました。 観光客が多くなってきた浜に上がります。
午後になって、あるものを買いにでかけました。 それは自転車です。 車がなくなったので、行動半径が狭すぎです。 自転車を買って、もう少しいろいろなところに行ってみたいのです。
海で自転車と言ったらビーチクルーザーです。 湘南のビーチクルーザーと言えばレインボーです。 らしいです。 このあたりを走っている、そのほとんどのビーチクルーザーがレインボーに見えます。
藤沢の自転車屋さんに買いに行こうと思っていたのですが、他にどんなのあるんだろ? と楽天を見て、発見してしまったんです。 めちゃかっこいいビーチクルーザーを。
「いいなぁこれ 送料とか受け取りがめんどいなぁ」
と思って店の場所をチェックしてみると、あらまあ近所。 まあ、近所は言い過ぎですが歩いて行けます。 よしこれを買いに行こうということになったのです。
お店につくと、チャリンコ好きのこころをさわがせるチャリンコがたくさん並んでいました。 その中から目的のチャリを見つけ出し、「これちょうだい」とお店のお兄ちゃんに。 すると引き渡しは2時間後とのこと。 出荷前作業が20台もあるそうです。 仕方ないので、お金を払って一度帰ることに。 海でも行きましょう♪
朝洗ったウェットは、春の日差しをあびてほとんど乾いていました。 波がじゃっかん下がったようなので、テラス前に入水です。 ところがゲットは楽になったかわりに、あつくてショートじゃどうにもなりません。 割れるのはインサイドぎりぎりで超ワイドです。
こんなときはインサイドの小さめを狙うんだ。 うんうん 同じようなことを考えている人が数名います。 変なところで波待ちしています。
ところがその人たちとぼくには大きな違いがありました。 その人たちはうまく小波をとらえるのに、ぼくはまったくといっていいほど乗れません。
1時間こんなことをしていて、「これは無駄だ」と悟りました。 こんなとき、えのすい前はどうなっているんだろう?
えのすい前にやってきました。 あっれぇ できるじゃん。 巨大なえのすいが壁となり、強いオフショアをやわらげています。 えのすい前いいね!
しかし、一日の疲れをためこんだおっさんの体は、スムーズなテイクオフを不可能にしていました。
「こんなに変わるもんかね?」
自分の体力のなさを罵りながら、波をスムーズにそしてかなりのスピードで滑るサーファーを憧れの目で見つめるのでした。
自転車をとりにいき、帰りに引地川河口から海に出ました。 数分前に太陽は沈み、富士山は美しいシルエットを見せています。 富士山をバックに、My New ビーチクルーザーをパチリ。
日没後の波は劇的によくなっているようです。 あっ でもあれだな。 うまい人が入ってるからだな。 自分もああできるとは思わないほうがいいな(汗)
※この記事は2014年3月にJUGEMブログで公開した記事です。

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