超低速ニセアップスン 52回目のサーフィン

豊海にあがる朝日とファンボ 豊海

豊海
晴れ
ひざ セットもも
3ミリジャーフル→5ミリセミドライ

先週はノーサーフ・・・ 湘南は波が小さい・・・ 波 波 波 波~~
波を求めて九十九里は豊海にやってまいりました。

朝の豊海

しかしここもひざしかありません。 それでも千葉のグッドコンディションはたぶんこの付近でしょう。 海から昇る太陽を見ながら準備します。

豊海にあがる朝日とファンボ

前回、スケパーでカメラをなくし意気消沈していたのですが、ふと寄ったハードオフで防水カメラを発見。 5250円と手ごろなお値段だったので、10分考えて購入しました。 見た目はとっても普通のデジカメなので、水に入れたらこわれそうでちょいと不安です。

塗装の完成したファンボードを浜辺でぱちり。 前回の反省をふまえて、撮影が終わったら車にしまっておきます。

リペイント終わったファンボのデッキ

11月の最終日曜日。 3ミリジャーフルを着るのも今日で最後でしょう。 はだしに水が少々冷たいです。

今日のテーマ
前後左右への加重を意識する。

前後の加重は、特にターンの際の後方への荷重移動のことです。 バックサイドのターンで、テールに加重できずノーズが半分沈みながら沈没することがよくあります。 特に今日みたいに波の小さいときは、ついつい前加重のままターンをしてしまい、ぶくぶくぶく・・・

反対にフロントサイドは以前の変な癖(過度な後ろ荷重ターンするため失速する)もなくなり、レールを入れてターンできるようになってきました。

横への加重は、やはりバックサイドがうまくできていません。 特に海に到着した直後のバックサイドのターンは、上半身だけ波側へ向いているのですが、下半身はなんの動きもないのでレールが入らず、そのまま波側へ倒れてしまいます。

スケボーではうまくできているのになぜでしょう?

「ひざを曲げて低い姿勢で! スケボーのように」

口に出しながらテイクオフします。

とろい波でショルダーも短いのですが、うまくキレメをつきました。 ボードの上に立った時に、まだ割れていない波が左側にあります。

左にターンします。 なんだかそのままトップへ。 トップでゆるゆるターンして、再度波を降りていきます。 メローな波なので、実にゆったりしたターンでした。 

「スピード感ゼロだなぁ。 ああ よく考えたら、ひざの屈伸がまったくなかったなぁ。」

でも、波のトップ(途中ではなく)に戻りボトムへすべり降りたのは初めてのことでした。

2時間を過ぎて、体が冷えきってきたので休憩することにしました。 足首から下はかじかんでいます。 正直限界です。

ここで、足のかじかみがとれるまで休憩することにしました。 このままにすると、やばい気がします。 色もあやしげです。 念のため持ってきていたセミドライに着替えて、ビールを飲みながら足をさすります。 1時間かかって、ようやく元に戻りました。

2ラウンド目は、少し北よりに集まっているロングボーダーのさらに北に入水しました。 それにしてもセミドライは温かい。 さっきまでは修行でしたが、すっかりレジャーになりました^^

小波の中、テイクオフで波のボトムに降りきらないように、行く方向をしっかり見ることに注意しながら、数多いテイクオフをするように心がけます。 とにかく経験を重ねることが大切だと思うのです。 週一サーファーは、乗る数をいかに増やすかがテーマです。

ただし質も大切です。 波のキレメをうまくとらえないと、いつまでたってもまっすぐ岸にしか行けません。

経験を増やしたいのに、ビールのおかげでおしっこがしたくなってきました。 1時間でがまんできなくなり、ちょうどロータイドということもあり、昼休みにすることにしました。

3ラウンド目は、豊海の巻貝の前あたりに入りました。 波はロータイドを過ぎても、あまりかわりなく、ひざ セットももです。

豊海の巻貝

もう何度テイクオフしたことでしょう。 この繰り返しのおかげで、今日はずいぶんボードを動かせるようになってきました。 今までパンピングは、ノーズの上下だけでしたが、なんだか今日は、前方にボードを「ぬるっ」と動かすようにしています。

なかなか波から抜けられず、ほとんど1ターンでつぶされ、たまに波に戻っても、そこでスープになりぐしゃぐしゃ、はたまた波に戻ってそのまま裏にいってしまったりでした。

そんな中、ついにそのときがきたのです。 レギュラーの波でした。 右をぐっとにらんでパドル。 波をつかまえたので、上半身を起こし、すすっと足を前にひきこみます。 波を降りきる寸前でターンを始められました。

波に戻ってボードの向きを変え、ひざを曲げボトムで波のパワーを受けとめます。 いつもならここまでですが、今はまだ降りるフェースがあります。

そのまますべり降りていきながら、つま先に加重して右にターンさせていくと、なだらかな波の丘が近づいてきます。 「うりゃあっ」と伸び上がり、ボードを波のトップへひきあげます。

トップでターンしてふたたびボトムへ。 滑り降りたパワーをボードに押しつけるようにして、またまた「うりゃあっ」と伸び上がり、ボードを波のトップへひきあげました。

トップでターンして波を降りたところで、フェースがなくなり終了。 これってアップスンダウンスじゃん?! まあ加速できてないし、スピードめちゃおそいから、超低速ニセアップスンって感じだけど。 ヤッター!

サーフィンを始めてから1年と2ヶ月。 ようやくニセアップスンを体験することができました。 冬の間にこれを体得して、春のサーフィン検定4級合格をめざします。

このあと太陽が西へ沈もうとするまで、海を満喫したのでした。

夕日が沈もうとしている豊海の海の上

※この記事は2013年12月にJUGEMブログで公開した記事です。

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