波を横に乗る 23回目のサーフィン @片貝中央

片貝中央

片貝メイン
晴れ
ひざ~もも セット腰
セミドライ

ゴールデンウィーク、千葉、いい天気
帰り道の渋滞を想うと、気を失いそうになります。 よ~し、それならもう行っちゃおう。 ということで、夜中の12時半に片貝へ向けて出発です。

道はすいていて、ぎゅんぎゅん走れ、3時には片貝の駐車場に到着。 入り口は閉鎖されていたので、駐車場の脇の道にとめます。 途中のコンビニで仕入れてきた、ブラックニッカのポケット瓶をあおり、いかのくんせいを食べます。 ほどなくして眠気が襲ってきました。 明朝の予想最低気温は9度。 ねんのため寝袋を持ってきてあるのですが、「めんどくせえから、寒かったら入ろう」って感じで、5時20分に目覚ましをセットし、睡魔に身をゆだねました。

寒い・・・

寒さに目が覚めました。 時計を見ると5時ちょうどです。 あたりは少し明るくなってきています。 車の外に出ると、かなり寒いです。 6月の高原の朝って感じです。 海を見に行ってみました。

太陽が出た直後です。 初日の出みたいな感覚。 海には1名のサーファー。 左に目をやると、新堤の方には、10人ぐらいは、いるようです。 こうしちゃいられない。 車に戻りながら、ブーツを持ってこなかった自分に呪いをかけます。

駐車場はまだオープンしていません。 しかたないので、ここにおいておきましょう。 休憩するときにいれることにしました。

くそ寒さをなんとかしたくて、ネックウォーマーだけは使うことにしました。 海までの砂浜の冷たさに、サガリ気味です。

それでも、海の中ではすぐに慣れて、はだしでも問題ありませんでした。 他のサーファーも半々といったところです。

今日のテーマ with ショートボード
波を横に乗る

テーマは毎度の、波を横に乗るです。 いいかげんそろそろ横に乗れるようになりたいです。 テトラの左のピークに5名ぐらい先客がいるので、その左のピークへ向けて入水します。

おやおや? とてつもない量の海草がインサイドを埋めつくしています。 まるでお茶がらの中にいるようです。 これが、まかれ侍さまの言っていた、「海がお茶」ということなのでしょうか? かきわけて歩くのはたいへんなので、浅瀬からパドルで沖へ出ます。

このピークには、まだ誰もいないので、波を独り占めです。 これだけでも、夜を徹してこっちへ来た甲斐があるというものです。 ポンポンテイクオフします。

レギュラーの波に乗ったときのことです。 テイクオフしても、まだ自分の右側にフェイスが残っていました。 右に向きを変えて、そのフェイスに乗ろうとします。 今までは、ここでフェイスに乗れずにボードから落ちてしまうのですが、このときは落ちずに数秒間だけ横に乗れました。 おお~ 朝からこの調子なら、今日中に横に乗れそうだぜ♪

ところが、徐々にふえていくサーファーたち。 独り占めの時間は長くありませんでした。 ポジション争いに勝てるわけもなく、だんだんピークからはずれ、テイクオフすらままならない時間が過ぎました。 テイクオフできても、波のはじっこにいるので、横にはいけません。

波を横に乗るには、場所が重要だ。 

そんなことがわかってきた今日この頃です。

いい波を求めて、さらに左のピークへ移動します。 このあたりは、さきほどまで数名いたのですが、今は誰もいません。 不思議に思いながらも波を待ちます。

ほどなく波がきて、テイクオフに成功し、いつものようにまっすぐ岸へ向かいます。 うわっ 海草ゾーンに突入だ! なんだか急速にいきおいを失い水没しました。 海草まみれです。 逃げ出そうにも、リーシュに大量の海草がまとわりついて、重くてパドルもたいへんです。 だから誰もいないのか・・・

2時間たち、おしっこがしたくなってきたので休憩することにしました。 おなかもペコペコです。 駐車場に車をいれ朝食。 日差しは強く、上半身裸のまま、サンドイッチやおにぎりを胃に納めます。

それにしても2時間しか睡眠をとっていないのだが大丈夫なのだろうか? 心配ですが、体調は良好です。 ただ、朝のストレッチで、右太ももの内転筋を痛め、長くもたないかもしれません。 アホだった。 なにしたんだろうか?

出すものを出して、入れるものを入れたので第2ラウンド開始です。 時計を見ると10時20分。 普段だったら、これが第1ラウンドの開始って時間です。 なんか得した気分。

ゴールデンウィークだからでしょうか、片貝海岸は祭りムード満点で、屋台が出たり花火があがったりして、すごい人手になってきました。 砂浜の観光客と、サーファーの間には、激密海草ベルトがあります。

波がまとまってきたのか、幅が長くなり、きれいな形になっていました。 漁港の沖方向からくる波と、海岸に垂直に向かってくる波のふたつの波グループができていたので、人をさけながら、あっちいったりこっちいったりします。

横にいけないまでも、パンピング(らしきもの)で、時折ロングライドをこなしていました。 そのときがきたのです。 

レギュラーの波でした。 テイクオフしてボトムターン(らしきもの)を決め、ボードを右に向けました。 まだフェイスが残っています。 

うりゃっ うりゃっ

アップスンダウンス(らしきもの)だか、パンピング(らしきもの)で、ボードをうりうり動かし、ボトム付近でごにょごにょ動きながら、波を横に進んでいます。 今はワイプアウトする気配がありません。 

おおっ おおっ

なんか横に乗ってるかも!?

時間にして7~8秒ぐらいだったでしょうか。 本人としては、かなり長い時間、横に進んだ気がしています。 水没して浮かび上がってきたその顔は満面の笑みでした。 ようやく横に乗れたよ! まわりで見ている人がいたら、「おっさんキモッ」と思ったことでしょう。

今日得たこと
朝早いサーフィンはいい

帰り道
渋滞に巻き込まれたら、せっかく前乗りしてきた意味が無いので、休憩なしで家に帰りました。 ゴールデンウィークといえども、昼を過ぎたばかりなので、まだ渋滞は始まっておらず、順調に帰宅できました。 

2時間の睡眠と5時間のサーフィン。 眠くなるのを、大声をあげて歌うことで回避し、休憩なしで3時間半のドライブ。 いやあ俺ってタフだなぁと、自分を誇らしく思っていたのですが、今日の午前中はだるくて眠くて完全なるぬけがら。 会社のものに悟られないようにするのが大変だったのでした。

今日得たこと その2
瞬間的にタフでも意味がない

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