初トラブル 14回目のサーフィン @引地川河口

鵠沼 引地川河口

引地川河口
晴れ
腹~胸 セット肩

大雪が関東地方を襲った翌日。 まれにしかない平日の休みに海にいかないなんて、もったいないことはできないわけで。

幹線道路でも日の当たらない場所は雪が残り、上り坂には打ち捨てられた車も目立ちます。 脇に入れば、そこは雪国。 そんな中、チェーンを装着して鵠沼へ向かいました。

サーフビレッジの駐車場に入れて海をチェックしにいくと、海岸は雪で真っ白。 波は大きなうねりが次から次へとはいり、ミドルで割れています。 大きさは腹~胸ぐらいです。 今日はショートで練習です。

今日のテーマ
1R ショートでうねりからテイクオフする
2R ファンボードで波を横に乗る

ところがショートボードでまったく波をつかまえることができません。 先週ファンボードであれだけ調子よく乗れたのに、ショートではやっぱりだめなのか? 

なにもできない1時間が過ぎて、「ファンボードに早々と乗り換えようか?」と弱い心が頭をよぎります。

「いや、ついついファンボードに逃げてしまい勝ちだけど、こんなことじゃだめだ。 絶対乗ってやる。」 
そう自分に言い聞かせて、基本を思い出してひとつずつ確かめながらやってみることにしました。 まずはパドルだな。 あれ?パドルきちんとやってたっけ?

ファンボードだと、波がそこそこあれば、それほど一生懸命パドルしなくても、波をつかまえることができます。 今日はショートボードなのに、軽いパドルで波に乗ろうとしていました。

パドルをしっかりやってみたら、あっけなく波をつかまえることができ、テイクオフできました。 なんだできるじゃん。

そこから1時間半は、なんとかテイクオフできるようになりました。 ファンボードでのテイクオフと比べると、なんともあやしげですが、ショートボードでの出来として考えると、今まででいちばんましでした。

30分ほど休憩をいれて、ファンボードで2ラウンド目に突入です。 ロングの人たちみたいに、沖からすい~っとすべってやる! いきおいこんで海に入ったのですが・・・

2ラウンド目の2本目の波のことです。 腹ぐらいの波を捉えようとパドルをはじめました。 波はグーフィーです。 波をつかまえ、ボードに立ちかけたときでした。 右からこちらに波に乗っている人が近づいてきます。 もうぶつかる寸前です。

やばい。 前のりしちゃった。 あわて気味にボードからおりました。 そのとき、あろうことかボードを前にけりだしてしまい、みぎから近づいてきた人の方へ滑っていきました。 二人とも波にのまれるように流されました。

立ち上がって、前のりしたことをあやまったのですが、ぼくのボードが彼のボードに当たって、ボードが割れたといっています。 近づいて見てみると、確かにレールの一部が割れています。

まさかこんなことになるなんて・・・ 他のサーファーにぶつからないように、いつだって気をつけてきたつもりです。 

立ち上がる前の確認があまかったです。 その上、前のりに気づいたときの対処もよくなかった。

今までサーファー同士のもめごとなんて、一度もみたことがありませんでした。 まさか見るよりさきに、自分自身が起こすなんて。

はじめはぼくのせいではないのでは? と思ったのですが、彼の言い分をきくと、彼のボードの損傷の原因は、確かにぼくのボードのようです。 謝って、彼がボードを買ったショップに行きました。 ショップの方にボードを見ていただき、修理は3000円弱でできるとのことでした。  

ショップの方に、「波の裏に逃げられないときは、レイルをつかんで、ボードを流さないように」ということと「これで一件落着、今度海であったときは仲良くね」との言葉をいただきました。 ありがとうございました。

今回は、初めて海でのトラブルを体験しました。 楽しくない話なので、本当は書きたくはないのですが、このようなことが起こりうることを、このブログを読んでいるサーファーやサーフィンをやろうと思っている方たちにも知って欲しいと思い書きました。

ボードの損傷だけだったのは幸いでした。 そうショップの方もおっしゃっていました。 確かにそうです。 ボードがいきおいよく体に当たったら・・・ あのうすっぺらいフィンがナイフのように体を傷つけたら・・・ 十分注意をしなければなりませんし、保険にも入ったほうがよいでしょう。

今日得たこと
ボードの上に立ち上がる前に左右を確認すること
ボードは決して飛ばさないこと

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