サーフィン体験スクール その3

お湯とも感じられる海にボードを浮かべて パドリングで沖に向かいます。 まあ、沖と言ってもすぐそこです。 なんてったって、体験スクールですから。

ここでボードにまたがって、波待ちの練習です。 ボードにまたがって止まってるだけです。 簡単です。 

「はいじゃあ左右の足を同じ方向にまわしてみてください。 向きが変わります。」
はいはい あれ? まわらない。 なんだか同じ方向にまわすのって難しい。 

ぐるぐるまわる練習をひとしきりして、ついに波に乗る練習がはじまりました。 ひとりずつ、インストラクターさんに、波にあわせて押し出されていきます。

今日は波がありません。 なかなか乗れそうな波がこないので、ボードの上にうつぶせになって待ちます。

「はい いきますよ~ はいパドルして!」

一生懸命パドルします。 波に乗るにはパドルが大事って、ネットで読みました。 ぐい~っと押された感覚と同時にインストラクターさんが

「はい立って!」

と叫びました。 陸上トレーニングと同じように、腕をついて上半身を起こします。 見えているのはボードについている自分の手です。 次に左足を両手の近くまで持ってきて、右足はかかととつま先をつけて、ひざはつけない状態。 そこから、ゆっくり立ち上がりながら右足をずりずりっと前に引き寄せます。

立てました! 人生初のサーフィンの1本目にして立てたのです!(インストラクターさんが押してるって)運動神経には自信があるからね。 当然当然(にやり)

「どうですか? 頭が真っ白になったでしょう? 初めては頭がまっしろになるんですよね~」

と、インストラクターさん。
いや、そんなに頭はまっしろにならなかったなぁ こんな長くて分厚いボードで、押されているんだから立てて当然だよな。 と、思いながらも「そうですねぇ~^^」なんて大人の対応をしてしまった・・・

この練習を繰り返していて、いちばんはじめはスクールにきて良かったと思いました。 当たり前のことかも知れませんが、自分の悪い点を指摘してくれるからです。 

何度も言われたのが、「視線が低い」でした。 もっと進む方向を見ないといけないそうです。 確かに立ち上がろうとしているときの映像は、自分の手か、ボードの先端が波に流れているところです。 これではバランスを崩しやすいとのこと。

次に、足を前に出すときに、右足のインサイドをべったりつけるようにすること。 かかとが浮いてしまっているので、ボードを抑えこめなくなっているそうです。 言われて気をつけるようにしたら、安定したようです。

あとは、ボードの右側に重心がいきがちなので、もう少し真っ直ぐ立ち上がるようにしろとのことでした。

そうだ、まだ言われた。 パドルがバシャバシャしすぎ 水をかきあげてるだけだと(T_T) ああ、パドルには自信があったのに・・・

最後にインストラクターさんに訊いてみました。 

「このボードだから立てたんでしょ?」
「いやいや、他のでもすぐ立てますよ」

さて、実際はどうなのだろうか? 疑問を残しつつも、有意義な体験スクールは終わりました。

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