サーフボードを嫁に出す 

「ご 500円になります・・・」
店員のお兄さんはくちごもりながらそう言った。 ボードをブックオフの買取に出したカウンターでのことだ。 
「わかりました」
そういって500円玉をもらったところで目が覚めた。

おお夢か・・・
まあ、名のあるメーカーのボードではないので、実際そんなものなのかもしれない。 そんな心配をしながら、夢を見たその日にブックオフは永山店に行ってみました。 土曜日の朝10時、開店と同時に入ってやろうと意気込んでいったのですが10分の遅刻。 すでに1等地は満車。 地下駐車場へ入れます。

ボードは夕べのうちにワックスを落としてピカピカ。 気がつかないうちにフットマークが数個できていてびっくり。 そうか、やっぱりへこむんだ。 でも、半年近く使った割には、きれいなもんだ(半年の半分はファンボードを使っていたし)

4階でエレベータを降りると、すぐに買取カウンター。 
「いらっしゃいませ こちらが買い取りご希望のお品でしょうか?」
といきなり店員のお兄さん。 おお そうだよ 査定してくれたまえ。

番号札を渡される。 20分ほどかかるので、終わったら放送するとのこと。 ボード売り場へ向かう。

あるねあるね。 ボードの枚数でいったら、もしかして藤沢大庭店に負けていない? かっちょいいボードは無いか、物色してみる。

ああ~ いいね~ かっこいいねぇ でも、うすっぺらいねぇ こんなの乗れないねぇ
なんて見ていると、放送でぼくの番号札を呼んでいる。 早いじゃん。

カウンターへ向かう。 
「夢の通り500円ぐらいだよ」
本当に500円だったときにショックを受けないように自分に言い聞かせる。 500円だったら売らないほうがいいんじゃん? とも思うけど、おいておいてもじゃまなだけ。

「はい お待たせいたしました。 査定金額は・・・」

「7000円になります」

おおっ!

7000円だって。 すげえ! やった! そっか。 そうだろ? だって結構きれいだもんな。
「じゃあお願いします(^o^)」

さようなら ぼくの初めてのボード。 きみにはいろいろ教わった・・・っけ? もう少し教えてもらいたかったな。 次はもう少しうまい人に買ってもらうんだぞ。

もらった7000円をにぎりしめて向かったのは、スケートボード売り場です。 だって、陸トレしたいじゃん♪ 

7~8台のスケートボードがありました。 でもどれがサーフィンの練習にいいのかわかりません。 安いので5000円ぐらいであります。 これ買っちゃおっかなぁ。 

順々見てると、前の車輪がぐにぐにしてるやつを発見。 Carverと書いてあります。 これはきいたことがある。 これいいなぁ でも10000円です。 もらった7000円に3000円足さなきゃならないのかぁ・・・

もう少し考えよう

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