切れる日 28回目のサーフィン @太東

太東

太東
晴れ
腹~胸 セット肩
3ミリジャーフル

明日は日曜日。
湘南はスモールコンディションらしいので、明日は千葉に行くことにしました。 千葉はサイズがありそうなので、なるべく小さめを狙って太東に決まりです。 夜のうちに出発して、向こうで寝て待つことにしました。

ところが・・・
用意が終わったところで、なんだか疲労感が漂ってきました。 AKBの総選挙の結果発表も、あと1位~3位を残すのみだし(※2024年2月追記 この記事は2013年6月に書かれたものです)、ここはゆっくりふとんで寝て、2時半に起きて出発しよう! 

そう決めたあと、大島優子が頭をかかえたところで寝たのでした。

ところがなんだか寝付けません。 ぼくの得意技は瞬間で寝ることです。 なぜ寝られないのか? それは明日はアップスンダウンスができるんじゃないかって、わくわくして寝られないのです。(子供か?!) 

それでもなんとか寝ているようなのですが、夢の中でサーフィンの練習をしています。 アップスンダウンスができていないんです!

ふぅ~

目が覚めて、そろそろかと時計を見ると11:39。 全然まだじゃん! つうかまだ今日じゃん! また寝ます。

次に起きたのが1:00。 ああまだ1時間半もあるよ。 

普段なら、「1時間半も眠れる」とよろこび、夢の世界に戻るのですが、今日は無理です。 眠れない 眠れない・・・

いいや 行っちゃおう!

飛び起きて出発です。

房総半島を横断しはじめたあたりが3:00。 天文薄明が始まっています。 へ~ こんな早くから。 もしかして・・・

思った通り、4:00にはすっかり明るくなってきました。 これならサーフィンできます。 きっとやってるやつはいるはずです。 失敗した。 12:00出発が正解だった・・・

太東に到着したのが4:30。 ちょうど水平線から太陽が顔を出した時です。 いますいます。 もう波間でゆらゆらしている人たちがいます。 おや? 駐車場手前のスペースになにやら華やかなのぼりやステージが。 今日は大会があるみたいです。 すでに3分の1ぐらい埋まっている駐車場に車をいれて準備します。

結局、海に入ったのは5:00。 堤防よりに人が集中しているので、中央の誰もいないあたりに入水です。 波をひとり占めです。

今日のテーマ with ファンボード
ボードへの加重をいろいろためしてみる

波は腹ぐらいです。 ちょうどいい具合です。 テイクオフも順調。 軽く右にターンして、残っている波になんとなく乗れない感じもいつも通り♪ 加重をいろいろためしてみなければと思うのですが、なんにもできないまま終わってしまうのも、いつも通り♪

入水して2時間がたとうとしたころに、うなじの擦れの痛さを感じ始めました。 今日はラシュガードは着てるし、ウェットスーツの首の部分にコーキングでやわらか処理もしてるのにおかしいです。 うなじに手を当ててみると砂がじゃりじゃりしています。 どうやらこれが理由のようです。

背中のジッパーをおろして、ごそごそしているうちに波にもまれました。 水中から浮かび上がってくると、首からぶら下げているキーケースが外に出ています。 「やべっ」とつかんだら、ぶちっと切れたではありませんか! おいおい本格的にやばい。 これを離したら家に帰れない(そんなことはないのですが)。

あわてて岸にあがってキーケースをみてみると、金属の部分が錆びて、紐を腐食させていました。 「まあ100均だからな! つうか金属はまずいだろ!」

ここで休憩。 今日は長居するので、缶ビールをごくり。 うまい! 夏だ! おにぎりをひとつ食べて、キーケースを直して2ラウンド目に突入です。

中央は少々波が大きくなってきていたので、堤防よりに入ることにしました。 ところがそこから1時間、なにもできない時間を過ごしました。 なにしてたんだろ? まわりの若者たちも「ダンパー過ぎるよ」「早すぎる」と言っているので、きっとみな苦労しているのでしょう。

それにしても今日は目が痛い。 日焼け止めを塗りすぎて、余分が目にまわったようです。 以前泣いた記憶から、目より上には塗らないようにしていたのですが、目から下でも塗りすぎはよくなかったようです。 目にしみない日焼け止めを本格的にさがす決意をしました。

ようやく波に乗れはじめたころに、放送がはじまりました。 プロのロングボードの大会をやるようです。 堤防横でやるようで、だんだん人がまばらになってきました。 観戦にまわる人も多いようです。

ぼくとショートの若い子がふたりで取り残された感じになったので、声をかけて中央よりへ移動しました。

中央寄りに移動してやっているときに、それは起こりました。 波に巻かれて流されるボードの感触が、「スッ」と消えたのです。 リーシュコードが切れたようです。 離れていくボードを追いかけて泳ぎます。 ていうか歩きました。 早く回収せねば、波打ち際で貝を掘っている人にぶつかる!

なんとかボードを捕まえて見てみると、切れていたのはリーシュロープでした。 やばいやばい。 リーシュコードそのものじゃなくてよかった。

ハードケースのフィン入れの中に、リーシュロープらしきものがついていたので、そいつをひきちぎってつけたのですが、これはこんな時のためにあるものなのでしょうか? ぼくが持っているハードケースには両方ともそれがありました。

それにしても今日は「切れる」が重なるな・・・ 「いのちも切れなければいいが」と思いつつ3ラウンド目に突入です。

つづく

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