早朝の湘南 27回目のサーフィン @鵠沼 スケパー前

鵠沼 スケパー前
くもり
スネ セットひざ
3ミリ ジャーフル

携帯のアラームに起こされてテレビをつける。 それは日曜朝の番組ではなく、土曜深夜のものでした。 午前3時。 きっかり3時間の睡眠。 今日は法事があるので湘南を8時には離れなければなりません。

湘南海岸公園の駐車場は6時に開くので、準備と片付けを考えると、海に入れる時間は1時間かそこら。 どうしたものかと思いつつ、辻堂海岸公園駐車場を調べてみると、5時に開くではありませんか。 「オッケー、初めての辻堂だ」ということになっていたのでした。

湘南へ向かう車中で日本サーフィン連盟のモバイルサイトで波情報をチェック。

辻堂、辻堂・・・ うねりのみ

うねりのみ?!

いくらファンボードだって、うねりのみではムリ!!

辻堂につきました。 車を歩道に半かましして海を見に行きます。 防風林をぬけて目の前に広がっているのは、湖でした。

仕方なく鵠沼へ移動。 引地川の河口へ行き、波をチェックします。 すねぐらいの波がなんとか割れて、テイクオフぐらいはできそうです。 ただ、銅像前のピークにはその波の幅に比べて、かなりの人数が集中しています。 スケパー前の方が人が少ないので、こちらにはいることにしましょう。

問題は駐車場です。 湘南海岸公園の駐車場が開くのは6時からです。 近くのコインパーキングを探すしかありません。

とりあえず江ノ島方向へ車を走らせると、マックの横にコインパーキングを発見。 おお ここでいいじゃん♪

駐車場で準備をしてボードを持って車道を横断。 銅像のすぐ横ををぬけて海岸へ出ます。 ビーチバレーのコートの横にビーサンをおいて海に入りました。 ちいさなうねりが寄せてくる海面を、引地川の河口を横断しながらスケパー前へパドルします。

ぬるい。 水がぬるくて、言い過ぎてしまえば、さめたお風呂です。

今日のテーマ with ファンボード
海を楽しむ

今日はファンボードです。 小波なのがわかっていたというのもありますが、大きいボードでしっかりした体重移動と、レールをいれるライディングを習得するのがよいというのを読んだからです。 それと最近スランプ(スランプっていうほど調子を落とすスキルを習得していないが・・・)なので、ファンボードで波に乗る楽しみをぞんぶんに味わいたかったからです。

引地川を越えてスケパー前にきました。 5人ほどの知り合いのみで構成されているっぽい集団をさけて、となりのピークでやることにします。 こちらにはロングがおふたり。 前後に離れて波を待っています。

波はスネ。 セットがきてようやくひざです。 テイクオフして、ほんの少しすべるくらいしかできません。 それにしても波をつかまえることがうまくできなかったのは、ファンボードが久しぶりで、体の位置が少し後ろすぎたのかもしれません。 気持ち前に乗るようにすると、スネでもとらえられるようになりました。

しばらくすると潮の流れの影響で、5人の集団がぼくら3人のすぐとなりにきて、密度の薄いひとつの集団になりました。

早朝のうすぐもりの下、いくつも寄せるちいさなうねりの中から、少しでも大きなうねりがないかをじっと見つめています。 西の雲の中から、富士山があたまだけを見せています。

沖に漁船がやってきました。 漁船のたてる波が岸まで届いてきます。 たぶんここにいる誰しもが、大漁船団の集結を期待しているでしょう。

波が割れなくなったな・・・ ふと左に目を移すと、一人のサーファーがテイクオフしています。 そこだけ波が割れているようです。 よし、あっちへ移動しよう。 集団を離れて、引地川よりへ移動します。

おじゃましまぁすって感じで合流し、二人でテイクオフをくりかえします。 ここはいい感じに波が割れています。

あまりに波に乗っていたおかげで目立ってしまい、元いた集団の人達がぼくらのいるパラダイスに気がついてしまいました。 ぞろぞろこちらに向かってきます。 パラダイスは大集団につつまれました。 大勢のなかでやりたくなかったのですが、こうなったらもういいです。 みんなでやりましょう。

あいかわらず波は小さく、セットを待ってると時間だけがゆるゆると過ぎていきます。 しかしぼくに残されている時間は1時間。 「海を楽しむ」がテーマでしたが、楽しむほどの波がありません。 

そこでパドル力アップのトレーニングに切り替えました。 スネだろうがなんだろうが、来た波にすべてトライすることにしました。 スネ波をとらえるには全力パドルが必要です。

他のみんながセットを待って沖を見ている後ろで、「ザバザバザバッ」と波をかいていきます。 テイクオフしても乗ってる時間は2~3秒? すぐ元の位置に戻ってまた「ザバザバザバッ」 

今日はいい運動になりました。

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